御代田町長選挙 2019 「小園ひろし 第一声!」


2019.2.12
公式サイトをご覧の皆さまに御代田町長選立候補の決意を申し上げます。

私がこの御代田町長選挙を戦う大義は大きく3点あります。 

第一点は、4期16年という超長期政権を許さないということです。いま、地方自治体は大競争時代を迎えています。子育て施策、教育施策、高齢者や障害者の福祉施策。あらゆる施策を、移住者は注意深く見て、移住地を判断しています。

御代田町は既に、多くの移住者が集まってきていますし、私もその一人です。しかし、移住してみると、御代田に住む素晴らしい人材がたくさん埋もれていることに愕然としました。時代はどんどん変化している。

今のままでいい、現状維持でいい、では衰退しかありません。


私は訴えたい。


変わらないことがリスクである。

平成の世はもうすぐ終わり、新しい時代がやってきます。

停滞か、前進か。

停滞を望まず、前進を望む皆さんは、是非私小園ひろしと一緒に、歩んでいただきたいのです。

第二点は約束を守る町政。公約は有権者の皆さんとの約束です。御代田町では、公約を守らないことが当たり前になってきている。これではいけません。そのようなでたらめを私は絶対にしない。

第三点は、50年後、100年後の長きにわたって責任を持つ町政を絶対に確立しなければならないということです。もちろん、目先の課題はすみやかに解決しなければなりません。しかし、そこに、50年後、100年後の評価にたえられるかという視点を持つことで、無駄を省いて、限られた財源を有効に使うことができます。

私が絶対にやりたいことは三つの軸にまとめられます。

第一に、県下一の子育ての町、県下一の教育の町をつくることです。 

県下一の子育ての町。

子育て世代に聞くと、子育ての町御代田というスローガンは嘘だとみんないいます。スローガンと実態がかけ離れているというわけです。私は本物の子育てのまちをつくっていく。まずは常勤の専門家を配置した子育て相談室をつくります。

将来的には、独立型の子育て支援センターを設立します。子育て世代への財政的応援として、小中学生の給食費完全無料化を断行し、高校生への通学費助成も行います。

県下一の教育の町。

公設塾「放課後寺子屋」を設置し、読み書きそろばんに代表される基礎学力をしっかり保障していきます。また、その前提として、学習環境の安定が必要です。いじめ、不登校、学級崩壊に対応する専門チームを、行動分析学などの専門家と教育委員会職員とで結成し、問題解決に当たります。

第二に、防災力と町の魅力を高めるインフラ整備です。 

浅間山は世界的なレベルでの観測体制を敷いており、かなり正確な噴火予知が可能となっています。しかし、御代田の町内を点検すると、車のすれ違いができない道路が数多くあり、正確な予知ができても道路の状況が悪くて逃げ遅れるリスクが心配です。

特に、南側の出口がしなの鉄道のガード下しかない西軽井沢は高リスク状態です。都市計画街路を含む道路の整備をスピーディーに行っていきます。しなの鉄道御代田駅に関しては、駅舎改修、ホームへのエレベーター設置、北口の新設など駅そのものの改修と、駅前の区画整理をセットにした駅前のにぎわい創出に取り組みます。

高齢者のための循環バス構想など、公共交通の在り方について再検討します。

第三に、産業振興による福祉の力の再生です。 

数年前、シチズンのグループ会社が佐久市に移転し、年間数千万円単位の固定資産税減収が町の財政に大きく響いています。このままいくと、福祉に回す予算が足りなくなる心配があります。

国保税は長野県内で4番目に高く、介護保険料の安さを凌駕する高負担です。町民所得の向上が、国保税率の低下に直結するわけで、農商工の振興が福祉の力を取り戻す原動力となります。

農業振興では、耕作放棄地を次世代の就農希望者にしっかりバトンタッチする事業を展開する一方、耕作不適地の地目を住宅地などに速やかに変更するスピード化に取り組みます。

ドローンによる防除や作物の病気を判定する情報通信技術の活用によるコストダウン、異常気象に対応するための防ひょうネットの配布、外国人研修生に対する日本語習得などの支援など、あらゆる方策で農業を応援していきます。

商業振興は先ほど申し上げた駅前再開発に加え、商工会との懇談を希望に応じて月に一度など頻度を高めて開催し、要望をしっかりと聞き、具体的な施策に反映していきます。

工業振興は、新規投資に関する3年間の固定資産100%免除などを通し、企業誘致の促進と長い目で見た税収増を両立させていきます。

以上、私小園ひろしの三つの約束について紹介しました。


私はあらためて皆さんに訴えます。

停滞か、前進か。 
変わらないことがリスクである。

五日間という短い選挙戦ですが、私の御代田町政に懸ける思いと情熱を、町内にくまなく届けて、必ずや皆さんの期待に応えます。

この五日間が、御代田町の新たな物語の始まりとなります。
皆さん、一緒に走り切りましょう。


   






コメント

  1. 今日、茂木候補のチラシが届きました。介護保険が安くなりました!って大げさに書いてありましたが、小園さんの仰るとおり、健康保険がめちゃ高いだろって思わず一人でツッコんでしまいました。

    このまま保険が高くなると、仕事をやめた後どうやってそれを払っていけばいいか不安になります。

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  2. 税金の効率利用でお願いします。

    御代田駅改修や西軽井沢南側の道路開発にはしなの鉄道の協力が不可欠ですが、残念ながら資金負担する余裕はないでしょう。

    ドローンによる農業効率化には前提として農地の集約化や大規模化が不可欠でしょうが、米や一部の野菜を除いて集約は進んでません。

    これらは2期目3期目に実現するでも構わないので、見込み発車だけは避けて欲下さい。

    個人的には第一の軸「子育て支援、教育政策」を最初の最重点課題として頂きたいです。

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  3. もう一つ注文させてください。
    公約を守る事は重要です。
    私は小園さんの揚げた「3つの軸」の理念を公約と捉えています。

    3つの軸の中で取り上げられた各種の施策は外側から見た時に生まれたアイデアであって、町長としてより詳細な事情を把握した段階で判断が変わる事もあり得ます。それらは必ずしも守るべき公約ではありません。拘らないでください。

    たとえば仮に「放課後寺子屋」の実施が難しい、あるいは効果が見込めないとなった時には
    「県下一の子育ての町、県下一の教育の町をつくる」という公約実現の為に柔軟に対応していただきたいのです。
    インフラ整備や産業振興も同じで、個々の具体的な政策が適正であれば実現させ、もし適正でないと判れば別の手段を求めてください。

    選挙を通して個々の政策議論が尽くされた訳ではありません。
    小園さんの示す「方向性」が茂木町政より優れていると判断された結果です。
    ぶっちゃけてしまえば、茂木さん以外の人に町長をお願いしたいという事です。

    施策決定過程が十分に周知され、そこに妥当性が感じられれば支持されると思います。

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  4. 上記の方の仰る通りだと思います。小園さんに入れた町民は、茂木町長以外の候補なら任せてみるか、という人が多いと感じます。厳しいようですが、茂木町長以外なら誰でも良かった。ですから、最初の任期で公約を守り、いかに実現していくか。きちんと前を見据えて、着実に進んでいって欲しいです。

    一町民として、茂木町長の下では、役場の職員の方々の仕事のやりにくさも見えました。住みやすいまちづくりというのは、役場の職員の働きやすい場づくりも、そのひとつだと思います。

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